日本においては、約600万人の方々が認知症の方々がおられる現状の中、とても身近な症状の一つです。
ある意味、歳を重ねれば、必ずなるのが認知症。病理学的には、治すことも、予防することもできないと言われています。
そんな認知症を脳科学の観点から見ていく時間を2月26日に開催しました。
結論から言ってしまうと、、、
100%治療するというのは難しいですが、症状を改善をしていくことは可能です。
大事なことは、どんな予防法や健康法をしたとしても、
「良かった」「有り難う」
ということに繋がっていくことが大切となっていきます。
認知症の原因は?
一般的に、認知症は3つの傾向に分かれていきます。(細かく分けるともっとあります)
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
- 血管性認知症
簡単にまとめると、認知症になるときに起きる脳の変化は、
- 脳(海馬)が萎縮している
- 神経細胞の死滅
- 脳の一部が壊死
いずれかが脳に起きることによって、認知症の症状が出てくる傾向があります。
ですので、上記の3つを生んでしまう原因を把握して、起きないようにしていくことが認知症の症状を和らげるために大切だと言えます。
では、どういった原因で脳が萎縮したり、死滅、壊死をしてしまうのか?
なんだと思いますか?
それは、ストレス、食事、姿勢など日常生活そのものと言えます。突発的に、いきなりなるのではなく、日々の生活の積み重ねから起きてくるものとなります。
40代くらいの方でも認知症になったりすることがあります。それは、日頃のストレスからくるものが多いです。
ストレスを感じた時、体をぎゅっと力を入れて、肉体を緊張させる傾向にあります。
眉間にシワを寄せたり、肩に力を入れいきます。そうすると、血管やリンパ菅を圧迫して、脳への血流やリンパ液、酸素の循環が悪くしていきます。
そうすると、物理的に脳へのストレスが増え萎縮させてしまうのです。
他にも日頃の食による栄養不足または偏りや食べ過ぎなどで脳の機能が衰えたり、腸内環境の劣悪さがレビー小体を作り、それが脳に影響していくと言われています。
(参考「認知症のいろは」https://memory-clinic.jp/wp-content/uploads/2016/03/cb1e5c3006a89bd89cfb5dd8c077b7ab.pdf)
認知症予防・改善をしていくのに大切な2つの言葉
細かく挙げるとキリがありませんが要は、日頃から脳にエネルギーを供給し、喜びが満ちた状態をつくることが大切となります。
日頃から心身ともに凛としながらも緩んでいること。
そのために、重要となってくるは、志賀先生がいつも教えてくれる
「良かった」「有り難う」
となります。日頃から実践していくことで、脳へのストレスが減り、ドーパミンが分泌されていきます。
そうすることで、認知症を否定していくのはではなく、そのままを受け入れていくことができ、症状を楽にしていきます。
そんな流れを感じる脳科学講座でした。
次回は、3月5日18時30分からです。
呼吸が全てを決める!脳と呼吸の関係~脳科学講座~
https://fb.me/e/1c9Cygarm
今度は、呼吸がテーマ。仕事、人間関係、性格も全て呼吸で決まると言っても過言ではありません。
ぜひ、ご参加くださいませ。